穂高ビール ケルシュ Kolsch

本場ドイツでは食前酒として親しまれ、様々な料理と相性が良いのが特長です。
色は黄金色で、ホップの香りが穏やかです。口当たりはフルーティーで喉越しはすっきり、苦味が控えめで、どなたでも飲みやすいビールです。原料に安曇野産のホップを一部使用しています。

食前酒　天ぷら、水炊き、餃子、ピクルス、野沢菜、五平餅　等

醸造担当者より

家で飲むと、つい量が増えてしまう飲みやすいビールです。
エールらしい味わいは濃厚ですが、苦味とボディは軽くライトに仕上げています。「普段はあまりビールを飲まない方」からのご指名が多いビールです。

穂高ビールの楽しみ方　～フレンチの足立シェフ編～

華やかさと清涼感もあり、香りも良い。シンプルな料理の「良さ」が際立つ。
●手羽元と根菜のポトフ　●チーズ（ゴーダ、チェダーなどの半硬質系）　●塩の効いたクラッカー　●半熟卵とマヨネーズ　●大学芋

ベストマッチを選ぶのが難しいくらい、なんでも合う。

穂高ビール ペールエール Pale ale

ホップの柑橘系の香りと、パンチのある苦味が特徴の琥珀色のビールです。
しっかりとした味わいから、料理とのペアリングを楽しむのに最適です。ベースモルトにイギリス産のエールモルトとマリスオッターをブレンドしています。安曇野産ホップを一部使用しています。
香りを引き立てるため、１０～１３℃くらいでお飲みください。

食中酒　ステーキ、グラタン、ピザ、ポテトサラダ、焼肉、わさび漬け（飲む時は10～13℃位が適温）

醸造担当者より

ドライホッピング製法を用いてしっかり苦味を効かせたエールです。 原材料選びから「本格的な味わい」の実現にこだわった渾身のビールです。

穂高ビールの楽しみ方　～フレンチの足立シェフ編～

柑橘系の香りと苦味が効いた味わいは、辛さがなく香りの良いスパイス系と相性良し。
●クミンの香りをきかせた豚ハンバーグ　●あまり辛くないグリーンカレー　●コリアンダーのきのこマリネ　●鶏もも肉の山椒焼き　●アーモンドチョコ

穂高ビール ヴァイツェン Weizen

小麦麦芽を使用した優しい飲み口が特徴の白ビールです。苦味が少なく、口当たりもまろやか。
色は淡い金色で白く濁っており、クリーミーな泡、フルーティーな香りが心地よく広がります。小麦麦芽55%以上を使用しています。原料に安曇野産ホップを一部使用しています。

食中酒　フルーツ、魚介カルパッチョ、トマトサラダ　、モッツァレラチーズ（レモン等のフルーツと合わせて爽やかさを楽しむ飲み方もオススメ）

醸造担当者より

厳選した小麦麦芽を使った本格的なヴァイツェンです。酵母のバナナ・スパイスのような香味をお楽しみください。

穂高ビールの楽しみ方　～フレンチの足立シェフ編～

苦味が少なく、華やかでさっぱりした香りは、和食と相性が抜群。
●白身のお刺身　●里芋の煮っころがし　●ぬか漬け　●アジフライ　●フルーツ全般、特に桃がオススメ　●鶏むね肉のグリル　●シェーブルチーズのサラダ　●酸味のあるチーズ　●炊き込みご飯　●パンメニュー

株式会社エイワは、東京都府中市からきれいな水や空気と美しい環境の長野県安曇野市穂高へ移転しました。

北アルプスの伏流水は水量が豊富で1年中を通して安定した温度のため、地元では湧き水でわさび栽培が盛んに行われています。長野県はわさび出荷量日本一で、特に安曇野市はその名産地であり、穂高はわさび栽培が生まれた所と伝えられています。

移転を決めてから、この豊富な水をいかして、地産地消事業をおこし地元貢献がしたいと思いを馳せるようになります。

1994年、酒税法改正が施行され、最低製造量がそれまでの年間2,000KLから、清酒と同じ60KLまで引き下げられ、「穂高の地に地ビールを作り、地元に新たな事業を起こし貢献しよう」という想いのもと、エイワで地ビールを醸造する準備が始まります。

ビールの歴史を紐解きながら、ドイツやベルギーのビール醸造所を視察し、既に美味しいビールを醸造している大手とは違う小規模ならではのビールを模索します。

「食事に合うビール」、中でも「日本料理に合わせるビール」をテーマに、見た目でわかる無濾過の「にごり」「生ビール」、そしてそれらを実現したアルト・ケルシュの２つのスタイルが誕生し、1997年醸造販売を開始します。

2011年6月、初めて品評会（ジャパン・アジア・ビアカップ）へ出品したアルト・ケルシュが見事「ジャーマンエール」部門で金賞・銀賞をダブル受賞という嬉しいご評価を頂きます。

2016年頃より、安曇野産ホップを用いたビールへの取り組みから、より飲み手が楽しめる幅を広げようと、クラフトビールらしい濃さが味わえる「ペールエール」、食事に幅を拡げる「ヴァイツェン」など複数のスタイルが仲間入りしました。

最初は一部のスタイルだけだった安曇野産ホップの使用品も、現在ではすべてのビールで味わえるようになりました。次いで安曇野産麦芽の活用も開始しており、一部ビールで味わう事ができるようになりました。

穂高ブルワリーは伝統的なビールの製法を守りながら、丁寧な材料選びと確かな管理で、更なる進化をつづけます。